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南部イングランドでブレイクした南ア系Sars-cov-2の変異種 日本にはスペイン系のA20 /EU1が上陸か

2020年12月21日

1. 東京で爆発しているのはSars-cov-2の変異株?

首都圏には重症者がこれまでになく多いCOVID-19 が蔓延中で
東京の感染者数は新記録の1日600人から800人を超えていますが
このようなブレイクの仕方はウィルスの変異株(mutant)が現れた時に顕著です。
 
感染者の死亡は最近1か月で2,000人から3,000人に急増、
感染者総数が1日3.000人を超えた日がありましたから、
これまでと同じSars-cov-2やその変性(variant)だけとは考えられません。
短期間に感染者が2倍、3倍になる新たな爆発(オーバーシュート)といえます。
 
思い起されるのは今年の7月16日に東京大学先端科学技術センター所長
児玉龍彦名誉教授が参院の厚生労働省関係委員会で
「現在のようにCOVID-19 に無策で対処するならば、8月ごろから
感染爆発が起きる可能性がある」と指摘したことです。

教授は東京近辺で新たに感染した患者の幾人かのウィルス遺伝子を子細に
分析し、日本にヨーロッパで拡大しているSars-cov-2の
スペイン系変異株A20 /EU1が上陸していることを確認していました。
「新コロナウィルス(Sars-cov-2)は世界の各地域で変異を続けている」
「欧州でブレイク中のスペイン由来の強毒性ウィルスA20 /EU1は日本にも上陸しており
第4波を引き起こす可能性がある」
「ウィルスが攻撃方法を変えるとき(変異した時)は防衛方法を
変えなければならない」とは先進国で知られる常識ですが、教授が述べたのは
A20 /EU1はヨーロッパで強毒性を持って蔓延しており、日本国民がこれを
防御できる抗体を持っているかどうか不明。
早く変異株(mutant)の防衛方法を考えないと
「8月頃には目を覆う事態が来る」と締めくくりました。

しかしながら、その警告と同じ頃7月22日にトラベルなどGoToキャンペーンが始まり
教授の警告は行政側に完全に無視されて、その後に突っ込んだ報道はありません。

 

2. 南部イングランドでブレイクした南ア系新変異ウィルス

先週からはロンドンやケント州など南部イングランドでブレイク中の
変異株(mutant)B1.1.7 が話題ですが、この地域の新たな感染者の60%くらいが
変異株に感染していることや、伝染性が70%以上強力なことなど政府から
わかる限りの情報が流されています・
詳しい調査は始まったばかりですが、ウィルスの遺伝子調査情報によれば、
夏前から欧州でオーバーシュート(爆発)しているスペイン系のA20 /EU1とは異なる、
南ア系の変異株(mutant)B1.1.7 が持ち込まれたことが判明しているようです。
ボリス・ジョンソン首相は「ウィルスが攻撃方法を変えるとき(大きく変異した時)は防衛方法を
変えなければならない」を即実行し、首都圏はロックダウンされました。
国民向けの緊急宣言ではスローガンの”Merry little Christmas”が印象的でした。
 
南ア系変異株B1.1.7 (mutant)はすでにヨーロッパの他国でも発見が続いているため、
往来を禁止するなど素早い対応が図られていますが、A20 /EU1系変異株が蔓延しているかも知れない
日本の首都圏はどうでしょうか。
感染病源が不明(知らされていない?)な日本では年末年始の
外出自粛を要請されるだけで、詳しい病原内容を知る人は多くありません。

 

3. 児玉龍彦名誉教授が指摘したSars-cov-2  A20 /EU1系(lineages)とは

児玉龍彦名誉教授によれば、これまでに日本では
Sars-cov-2の欧州発変異株(mutant)が2種類発見されているそうです。
A20 /EU1とD614G4(ミラノやクレモナでアウトブレイクした変異種)です。

現在東京で急増している感染者にどの程度の割合で欧州型ウィルス感染者が存在するのか、
日本で感染者の体内で発生(合併結合変異:reassortant virus)した変異新種なのか
詳細は何も報道されていません。

これまでも多くの国で小さな遺伝子変性(variant)は二けた以上報告されていますが、
これは、これまでの蝙蝠をルーツとするコロナウィルスに特徴的。
小さな遺伝子変性(variant)は頻繁に発生するために珍しいものではありません。

日本の場合は変性と変異は同意で翻訳されることが多いためにマスメディアでは混同されますが、
variantとmutantはウィルスのスパイク遺伝子の変異に多少があり、
予防医学的には大きな相違となります。
スパイクたんぱく質の遺伝子配列がいくつも突然変異したものが変異株(mutant)であり、
その他の小さな遺伝子変異(variant)​は日本語が同じですが、変性と呼んだ方が解りやすいはずです。
欧米ではウィルス・ゲノム配列が何か所も突然変異を起こしていることが正式に同定され、
研究者間のコード(イギリスで発見された変異株はB1.1.7 )と異なる新たなネーミングが
なされるまでは、一般的にvariantと呼ばれています。

感染者が急増するのは変異株(mutant)。
一般的に国民が知らされているサーズの変異種はダイヤモンド・プリンセス号から
拡大した、サーズ(Sars-1)の*スパイクたんぱく質が変異した
オリジナルの武漢系(Sars-cov-2)だけ。
変異種は流行が長引けば新たな型(株)が出現し種類も増えてきます。
オリジナルに対して変異株の割合が増えることは感染の拡大を意味し、
新たな株種類も増えてきます。

欧州型ウィルスの変異株やその候補がいくつあり、どの程度の割合かは公表されていません。
ウィルスの遺伝子検査は簡単とはいえませんから、実態把握が出来ていないのでしょう。
*武漢の研究者らは武漢新型コロナウィルスの表膜にある
スパイク・タンパク質(S-protein:spike glycoprotein)に
精密な変異(Precise Mutations)をした4つの特有な
挿入体(4 insertions in the spike glycoprotein:鍵穴となる受容体に取り付く鍵)を
発見しています。
鍵穴:受容体:receptor  鍵:挿入体: ligands
これはサーズ(Sars-1)にも、他のコロナ科(Coronaviridae family)にも、
類似性をみることができないそうで、新たにSars-cov-2とネーミングされました。

武漢系は*「日本人が重篤な事態になることが少なかった]ために、
欧米に比べ抵抗力(免疫力)があると考えられていますから、新たに国民の
自衛を呼びかけても、変異株でないオリジナルの武漢系株と考えられれば受け流されます。
厚生労働省が現状の深刻さの「なぜ」を明らかにしなければ、
本気度が伝わらず、これまでと変わらない行動となるでしょう。
 
*この件はファクターXと呼ばれていまだに真相が解明されていません。
BCG接種有用説は素性の正しい研究報告もあり、ファクターX提唱者の
山中伸弥博士も正体の一つかもしれないと発言しています。
現段階の抗体検査が陽性であっても、もし現在の蔓延に欧州由来の新変異株が多いならば
安心はできませんし、現在のSars-cov-2系も日本人の多くが誤解しているだけで
本来は誰もが感染を避けなければならない危険なウィルスです。

 

 

 

4. 児玉龍彦名誉教授の「8月頃には目を覆う事態が来る」

7月16日に参院の委員会で近い将来のオーバーシュートを警告した児玉名誉教授の
「8月頃には目を覆う事態が来る」との言葉をとらえて、実際に変異株が
ブレークしなかった8月後半には反対勢力のステルス投稿がネットに
あふれ、誹謗、中傷が渦巻きました。
 
児玉名誉教授はこの委員会に旧立憲民主党に招致されています。
福島原発の除染に絡んで国庫の大金が動いた時に、教授が利権を持つ勢力に加担した疑いで
非難されていますが、今は国民が一致団結せねばならない国家の非常時。
利益団体同士、派閥色濃厚な医療関係者が争っている時間はありません。
私的行動や利益誘導の是非はともかく、国家に役立つ研究や発見に対しては
真摯に耳を傾けるべきでしょう。

現在の第4波襲来が「8月頃には目を覆う事態が来る」と児玉龍彦名誉教授が予言したA20 /EU1系(lineages)かどうか、不明ですが、かって東京、埼玉周辺で変性したものと同様に教授らには
東京変異型(株)と呼ばれています。
もしA20 /EU1系や南ア系の変異ならば時期が数か月遅れて爆発したのでしょう。
A20 /EU1系、南ア系B1.1.7 は致死率の高い強毒性ですから真剣に取り組まねば、
目を覆うことになるかもしれません。

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最終更新日 2021年8月16日

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