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長寿社会の勝ち組となるには(その28) ビーポーレン!類例が無い、驚くべき多様な活性物質

2018年11月9日

1. ビーポーレンと花粉とは異なります

ミツバチは採取した生花粉をそのまま食するわけではありません。
巣(comb)の中に唾液とともに入れ、ハチミツで封入し保管しています。
この作業により花粉が発酵し、付帯物質が様々な科学変化をおこします。
それがミツバチのパン(bee bread)とも呼ばれるビーポーレンです。

2. ビーポーレン(bee pollen)はミツバチが花粉で作る伝統医療食品

ビーポーレン(bee pollen)は直訳すれば「ミツバチの花粉」ですが
ミツバチが草本類から採集した様々な物質が含まれています。
「ミツバチと花粉」が正解かもしれません。
ビーポーレンは欧州を中心に数千年来の歴史を持つ伝統医療薬品として
珍重されてきました。
強精、強壮のエネルギー増強が広く知られていますが、他に類例のないほど
天然のビタミン類、ミネラル類に、数多くのポリフェノールや
アミノ酸、脂肪酸などの有用物質が加えられており、疫学的に幅広い効能が
示されています。
近世の研究者によれば、ビーポーレンは強精、強壮ばかりでなく、
あらゆる体の不具合に服用されてきた超能力生薬の歴史があるそうです。

3. ビーポーレン(bee pollen)の合成が成功しないのは

後世になり、化学合成で類似サプリメントを作る試みが何度もありましたが、
あまりに多岐にわたる成分が含まれているために、ことごとく失敗したそうです。
効能面、原料面、安全面、コスト面で壁が厚いのは容易に想像できますが
化学合成された物質は構造式が同一でも天然物質とは効能、安全性が
大きく異なるのが最大の壁かもしれません。
もう一つの越えられない壁は天然のビーポーレンが持つ各植物成分間の
微妙なバランスです。
天然のビーポーレンはアルカロイド、サポニン、テルぺノイドなど、
安全摂食量推定が難しい成分も安全性が確保できる自然な配合がなされています。

4. 強精、強壮のエネルギー源として愛用されたビーポーレン

ビーポーレンの蛋白質(アミノ酸類)、脂肪酸類、
カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、鉄分(Fe)、硫黄分(P)が豊富な
ミネラル類はエネルギー増強を求める人々に3,000年を超える永い歴史で愛用されてきました。
豊富なビタミンB群のパントテン酸(pantothenic)、ニコチン酸(nicotinic acids)の量は
牛肉以上といわれ、ビタミンCはトマト、レタスなどの野菜より豊富ですが、
安全性は歴史が証明しています。
古くはコロシアムなどで戦う闘士の必需品だったといわれ、同時に一般人は強精目的に使用し、
闘士と同じくらいの永い歴史を持っているようです。

5. ミツバチが作ったビーポーレンの成分

歴史的にも、現在も、旧ソ連領の東欧などヨーロッパ東部は
世界で最も養蜂産業が盛んな地域(信頼できる統計が無い中国を除きます)。
その中でもミツバチ関連の科学的研究はドイツとの国境に近い
ポーランドのシレジア(Silesia)地域が盛んですが、それはシレジアが
20世紀以来ドイツ文化の強い影響下にあるからです。
ドイツは医学で世界をリードしてきた伝統的実績がありますが、
生薬分野(天然の医薬品)の研究にも秀でており、今でもドイツが作った
様々なデータが世界のスタンダードとなっています。

ポーランドでは豊かな自然に育くまれた自然科学の研究者達が
数多くの医学的、栄養学的研究論文を発表していますが、ビーポーレンの
研究も盛んです。
ポーランドで最も古いシレジア大学(University of Silesia)の
ミツバチ研究の第一人者(Dr. Katarzyna Komosinska-Vassev)によれば、
ミツバチの作ったビーポーレンの成分は炭水化物、タンパク質、アミノ酸、
脂肪酸、フェノール類、酵素、補酵素、ビタミン類にミネラル類。
マルチビタミン、ミネラル剤を超えて、まさに栄養素のスーパーマーケットです。

6. ビーポーレンの成分構成はどれもが同じではありません

ビーポーレンは天然の産物ですから、その構成比率はミツバチの花粉採集植物と
採集地域で異なる成分構成となります。
植物に含まれる優れた栄養素が花粉と付帯物質に凝縮され、疾病予防と
治療、健康促進と維持にスーパーな働きをします。

7. 代替医療を可能にするビーポーレンの構成物質

ビーポーレンの多様なポリフェノール類がほぼ完璧に代替医療を演出できるのは
ビーポーレンがそれを絶妙なバランスで有効かつ安全に配合しているからといわれます。
また補酵素として働く豊富なビタミン、ミネラル、アミノ酸類が
その効能をさらに強化し、様々な代替医療を可能にしてきました。
ビーポーレンが永年にわたり代替医療の医薬品として使用されてきたことに
関するオランダのナイメーヘン大学(Nijmegen)の研究者(prof.Linskens)ら、による
詳細な研究があります。
それによれば、古典的に有名なのは前立腺炎(prostatitis)、胃潰瘍、各種の感染症ですが
後世になり、抗微生物物質、抗酸化物質、肝臓病予防、がん予防、アテローム防止、
抗アレルギー、免疫力強化など多岐にわたる予防、治療の医薬品として
珍重されてきました。

8. バレンシア・ビーポーレンの抗酸化物質(Antioxidant Activity)

ノギボタニカルが販売するスペインのバレンシア・ポーレンは
本場ヨーロッパを代表するビーポーレンです。
精力増強、虚弱体質改善、病後の療養、アレルギーにセンシティブな体質改善に
需要が多い、世界のベストセラーです。

代替医療の薬用成分は抗酸化作用を持つフェノール酸類(phenolic acids)と
フラボノイド類(flavonoids)といわれます。

フェノール酸で特徴的なのは*バニリン酸(vanillic), *プロトカテク酸(protocatechuic)、
にんにく、*p-クマル酸(p-coumaric acids)。
フラボノイド類は(ヘスペリジン)(hesperidin)、ルチン(rutin)、
ケンフェロール(kaempferol)、 *アピゲニン(apigenin)、 *ルテオリン(luteolin)、
ケルセチン(quercetin,)、*イソラムネチン(isorhamnetin)です。
(参照)
*アピゲニン(apigenin):ウールなどの染色に使用される黄色のフラボノイド。
抗がん、抗腫瘍、抗炎症などに用いられた生薬の成分。
*ルテオリン(luteolin):野菜、ハーブ、野草に幅広く含有する黄色のフラボノイド。
アピゲニン同様の効能で知られますが、伝統医療ではアレルギー体質改善にも
使用されてきました。
アサイーの解説で紹介したトゲハリクジャクヤシ(Aiphanes horrida)の種子にも
見られます。
トゲハリクジャクヤシは下記に解説があります。

 

*イソラムネチン(isorhamnetin):ケルセチンの親戚といえる黄色のフラボノイド。
幻覚植物とも言われるニオイマンジュギクが有名でハーブのアニス、タラゴンと
同様の強い香りがあります。
ニオイマンジュギクはマリーゴールド(マンジュギク)、タラゴンの近い親戚。
*p-クマル酸(p-coumaric acids):o-,m-,p-の三種が存在する異性体の内、
p-クマル酸が最も多く、配糖体としてトマト、ニンジン、ピーナッツなど
多種の野菜に存在します。
ハチミツの成分の一つが花粉に存在するp-クマル酸。
主にサクラの葉に存在するo-クマル酸は分解されてクマリン (coumarin)と
なると桜葉の芳香となります。

「癌(がん)の転移と拡散は抗酸化物質が防ぐだろう
癌の増殖、転移を防ぐには:ミトコンドリアmtDNAの抗酸化」

9. バレンシア・ビーポーレンの抗炎症作用(Anti-inflammatory Activity)

細胞内代謝活動活性化(ATP産生量の増加)は、あらゆる疾病におきる
細胞炎症を防ぐことに繋がります。
ノギボタニカル創業以来のテーマです。
ノギのサプリはどれもが体内の生理的慢性炎症の防止、
免疫力強化(抵抗力)を主眼に長期摂取の安全性を配慮して
設計されています。
バレンシア・ビーポーレンも最近のテーマであるATP産生を
活性化します。

代謝活動の衰えによるATP産生量減少は酸化ストレスの
活性酸素(ヒドロキシラジカルなど)によるDNA損傷によるもの。
酸化ストレス対策に有効なのがポリフェノール、カロチノイド類の
抗酸化作用です。
植物が護身に生成するポリフェノールは人間の護身にも大きな役割を
果たしており、万病の元といわれる体内の生理的慢性炎症を鎮め、
悪玉微生物などを排除します。
作用物質は抗酸化物質と同様ですがアニス、フェンネルなどのハーブが持つ
アネトール (anethole)やステロイドアルコールの植物性ステロールも
生理的慢性炎症に効果ありとしています。

10. バレンシア・ビーポーレンが遺伝子転写因子のカッパB核因子活性を制御

NF-kB(*ニュークリアー・ファクター・カッパB核因子)は真核生物の
細胞に含まれるたんぱく質複合体の遺伝子転写因子。
免疫細胞、脂肪細胞より産生し、癌(がん)、皮膚老化、生活習慣病に関与する
遺伝子転写因子として、この分野の研究者には広く知られた悪玉物質です。

NF-kB(カッパB核因子)は細胞の増殖、細胞の自然死(アポトーシス)、
遺伝子転写など様々な現象に関わります。
これまでの研究では心臓血管病、糖尿病、癌、悪性腫瘍、クローン病、関節リュウマチ、
免疫不全など数多くの免疫系、炎症系の難病への関与が示唆されています。
バレンシア・ビーポーレンはこの悪玉遺伝子転写経路を阻害する
(an inhibitor of the NF-KB pathway)といわれます。

「カッパB核因子と線維芽細胞成長因子」

 

(参照)
*カッパB核因子(NF-kB:nuclear factor κB)
*ランクル(RANKL:receptor activator of NF-κB ligand)

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最終更新日 2021年7月27日

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